まちの人事部って、本当に「まちの」採用支援でした。~サイドストーリー入社1年目まとめ~
こんにちは!仲村です!
株式会社サイドストーリーに入社して、ちょうど1年が経ちました。
この1年は、一言で言えば激流のようであり、毎日が初めての連続でした。
いまキャリアに悩んでいる方や、私たちの取り組む「まちの人事部」という事業をまだ知らない企業の方に向けて、この1年間で私が感じたことなどを、私なりの言葉で振り返ってみたいと思います。
前職を1週間で退職。サイドストーリーに入社。
実は、私の入社経緯はそれなりに変な経緯があり、
そのときはなんと、前職をわずか1週間で退職することになってしまって究極に困った状況でした。「これからどうしよっかな……」と途方に暮れていたとき、以前求人サイトのスカウトをきっかけに再度話を聞いていただき採用してくれたのが、サイドストーリーでした。
まさに「拾ってもらった」という感じです。
代表の渡邊から話を聞いていく中で魅力に感じたのは、
「公共事業×HR」という掛け合わせでした。
他ではなかなか経験できない、きわめて希少性の高い領域。
ここでならこれまでの経験を活かしつつ面白い挑戦ができるかもしれない、
そして東北や地元秋田に仕事を通して貢献できるかもしれない、
というようなことを考えていました。
はじめてのPM
「地方の企業の採用を代行する業務」 入社前は、そんなイメージを抱いていました。しかし、実際に業務が始まるってみると、その想像とは良い意味で大きく違うものでした
特に私は「まちの人事部」のプロジェクトマネージャー(PM)としての役割を任されたのですが、とにかく初めてのことだらけで、想定外の嵐でした。
そもそもPMとしての立ち回りがわからない。PMってなに
地方中小企業のRA(リクルーティングアドバイザー)経験は浅い
採用支援だけでなく、働き方改善のパートナーやまちの求人情報サイト管理パートナーとの連携まで把握する必要がある
公共事業ゆえに、数量管理や証憑(しょうひょう)管理、公平性の担保が非常に厳格で、本業務に支障があるほど管理工数がかかる
「移住定住促進」という大きな目的があるため、目の前の採用支援だけを考えた打ち手では趣旨から外れることになる
挙げたらキリがないほどの壁が、次から次へと目の前に現れました。
「ない知識の中であるべき姿を描く」しんどさの先で得た学び
この1年で一番しんどかったのは、間違いなくこの「PMとしての動き」でした。
関わるメンバーそれぞれで、事業への理解度も、進め方のイメージも、思考もバラバラ。その中で、ときには自分がグイっと前に出て舵を取りながら、なんとか成果物を作り上げていくプロセスは、これまでにない挑戦でした。
それがなんとかできる兆しが見えたのも期末になってからの話でした・・・笑
さらに、サイドストーリーは「自己解決能力を高めるため、
単なる前例踏襲はNG」というカルチャーであるということが徐々にわかってきます。笑(これは明文化されていません!)
知識も経験もない中で「どう出口をひねりだすか」、
正解のないところから“あるべき姿”を描き出す作業は、本当に頭を抱える毎日でした。そしていまも頭を抱えています。
しかし、そんな苦しい日々でしたが、 結果としては2025年度は掲げていた数字をしっかりと達成して終えることができました。
何が何だかわからない中でしたが、自分で勝手に考えて対応しながら、
なんとか1年目を走り切れたのはとても大きな達成感を感じています。
吹き荒れる風の中で、自分の意思を持つこと
このような環境で働く中で、この1年で自分が一番変わったのは、
「不確実性に強くなったこと」だと思います。
契約書を0から作成したり、新規事業の立ち上げを進めたり、
時間と共に担当PJTが再配置されたり・・・
「昨日も今日も明日も向こう1か月くらいはこの業務かな~」
なんてことは思わなくなりました。笑
ベンチャー企業、それも少人数のサイドストーリーにおいては、すぐに風向きが変わります。
事業の採択、人との出会い、別れ、それらの要素を含めて常に戦略が再計算されていくのです。
最初は、その風に翻弄されるばかりでした。しかし、風向きをそのまま受け入れて流されていると、自分が意図しない、わけのわからない場所にたどり着いてしまい、結局自分が一番苦しくなるということを学びました。
仕事もどこまでも増えるし、責任もどこまで負うことになります。「そこに自分の意思があるか?」がこの不確実性の高い環境を走り切る中で重要かなと思います。
不規則に吹き荒れる風の中で、いかに自分なりの「意思」を持つか。 どの風を選んで乗り、どの風を受け流すか。 自分が納得するゴールや、ありたい姿を明確に持ち、自らの意思で進むこと。
これが、この1年で得た最大のマインドセットであり、自身の成長だと感じています。 あーたいへんだったなーーーー!!
これからスタートアップに入ろうとしている方は、
昨日は昨日で完結させるような意識を持っておいて、
毎日ニューゲームを始めるような心づもりをもておくと良きかと思います。
採用支援ではなく、「まち」という面でストーリーを売る
話はかわり、私はもともと、「どんな形であれ、生まれ育った東北に仕事で価値を返していきたい」という強い想いを持って生きてきました。 そしてこの仕事を通じて、改めて「地域コミュニティの重要性」を痛感しています。
地方の中小企業が世の中の耳目を集めるためには、その企業特有の「希少性」や「歴史(ストーリー性)」がとても重要であるのはだいぶ知られているところかと思います。しかし、実際のところ、それを自社だけでうまく打ち出せている企業はそんなに多くありません。
だからこそ、私たちが取り組む「まちの人事部」は非常に大きな役割を持つことができるのだと感じています。
個社ごとの「点」での戦いではなく、企業が集まり、まちという「面」で魅力を語る。地域のストーリーを伝え、候補者を集めていく。その土地の子供たちが戻ってきたいと思える「魅力的な仕事」を作る。
これこそが、地方におけるこれからのHRの本質であり、企業にとっても求職者にとっても必要なアプローチなのだと体で感じています。
2年後、「楢葉で会社を立ち上げられるレベル」を目指して
激動の1年目を終え、2年目がスタートします。(してます)
今期の目標は、PMとして完全に自立し、今年度の企業創出事業をしっかりと完遂させること。そして、自分自身の営業力を磨き、自らの力でより多くの案件を獲得してくることです。
私のいまの大きなマイルストーンは、2年後の任期満了時に、楢葉で登記できるレベルまで成長することです。
そんな目標を持ちながらも、これからも、
吹き荒れる風をシュシュっとしながら頑張っていきます!
1年目に関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。
今年度もサイドストーリーをどうぞよろしくお願いいたします!
楢葉は今年の桜もきれいでしたな!!うひょー!!

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